共同通信ニュース用語解説 「重複立候補」の解説
重複立候補
現行の衆院小選挙区比例代表並立制で、同一人物が選挙区と比例の双方に立候補できる仕組み。定数1の選挙区で敗れても、所属政党の比例名簿に登載されていれば、全国11ブロックごとの比例得票に応じ、名簿順位に沿って当選可能となる。比例名簿は同一順位に複数候補を置くことが可能で、この場合は選挙区の当選者に対する得票比率が高い順に当選する。この比率を惜敗率と呼ぶ。選挙区で2位以下でも比例順位次第で当選するため「分かりにくい」と指摘される。
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