野口在色(読み)のぐち ざいしき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野口在色」の解説

野口在色 のぐち-ざいしき

1643-1719 江戸時代前期-中期俳人
寛永20年6月生まれ。神野(かんの)忠知にまなび,西山宗因に入門。延宝3年宗因を江戸にむかえて「談林十百韻(とっぴゃくいん)」を興行,江戸談林の発展につとめた。享保(きょうほう)4年9月15日死去。77歳。遠江(とおとうみ)(静岡県)出身。本姓は関。名は利直。通称は甚八郎。別号に市喧堂,長松堂箕形。著作に「暁眠記」「解脱抄(げだつしょう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android