野田別天楼(読み)ノダ ベッテンロウ

20世紀日本人名事典 「野田別天楼」の解説

野田 別天楼
ノダ ベッテンロウ

明治〜昭和期の俳人



生年
明治2年5月24日(1869年)

没年
昭和19(1944)年9月26日

出生地
岡山県

本名
野田 要吉

経歴
明治30年から正岡子規指導を受け「ホトトギス」などに投句。のち松瀬青々の「倦鳥同人となり関西俳壇で活躍。昭和9年「足日木」を、10年「雁来紅」を創刊句集「雁来紅」「野老」などのほか「俳人芭蕉」の著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野田別天楼」の解説

野田別天楼 のだ-べってんろう

1869-1944 明治-昭和時代前期の俳人。
明治2年5月24日生まれ。ながく教職にあり,報徳商業校長などを歴任。松瀬青々(せいせい)の「倦鳥(けんちょう)」の同人となり,のち「雁来紅(がんらいこう)」を創刊,主宰俳諧(はいかい)史の研究にもつとめた。昭和19年9月26日死去。76歳。備前(岡山県)出身。本名は要吉。著作に「丈草集」「俳聖芭蕉(ばしょう)」,句集に「雁来紅(はげいとう)」「野老(ところ)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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