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金丸荘 かなまるのしょう

百科事典マイペディアの解説

金丸荘【かなまるのしょう】

阿波国三好郡にあった荘園。徳島県三好郡三加茂(みかも)町(現・東みよし町)の西部を除く地域に比定される。1192年後白河法皇の寵妃高階栄子(たかしなのえいし)(丹後局)とその子孫の所領として認められた20ヵ所のうちに,蓮華王院(れんげおういん)領の金丸荘がみえる。

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世界大百科事典 第2版の解説

かなまるのしょう【金丸荘】

阿波国三好郡(現,徳島県三加茂町)の荘園。醍醐寺遍智院領。平安末期の白河天皇の時代に遍智院が創建されて以来の荘園であると考えられるが,正確な立券の時期は不明。1231年(寛喜3)の成賢僧正譲状,1336年(延元1∥建武3)の光厳上皇安堵状などにより,鎌倉期を通じて遍智院領として伝領されていたことがあきらかになる。この荘園は内部が東・西・中の3荘にわかれる広域荘園であり,南北朝動乱期に入って,1350年代から70年代初期にかけては剣山周辺の山岳を舞台に活動する南朝方の勢力圏に入り,公文職・下司職など荘官職は菅生氏など南朝方山岳武士に宛行われている。

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