日本歴史地名大系 「金勝寺跡」の解説 金勝寺跡こんしようじあと 奈良県:北葛城郡河合町山ノ坊村金勝寺跡[現在地名]河合町大字山坊小字馬見山山坊(やまのぼう)集落の西端、丘上にあった真言宗の寺で、山号は馬見山。当地山坊の信行(しんぎよう)寺(浄土真宗)境内に廃寺となった金勝寺の一宇が残る。堂内に阿弥陀如来・十一面観音・不動明王・弁才天・四天王・空海像など室町時代から江戸時代にかけての尊像を安置し、ほかに涅槃画像・経巻(天文一四年)などを蔵している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by