金宗瑞(読み)きんそうずい(その他表記)Kim Chong-sǒ

改訂新版 世界大百科事典 「金宗瑞」の意味・わかりやすい解説

金宗瑞 (きんそうずい)
Kim Chong-sǒ
生没年:1390-1453

朝鮮,李朝の文臣学者。字は国卿。号は節斎。順天の人。女真人の侵入に対し,北辺に六鎮を設置して豆満江国境と定め,また《高麗史》改撰の総指揮をとり,《高麗史節要》を編纂刊行する等,智勇を兼備し大虎と呼ばれた。端宗即位に際し,文宗の遺命で幼い王を補佐したが,王位をねらう首陽大君(世祖)に暗殺され,大逆謀反罪で梟首(きようしゆ)された。著書に《制勝方略》がある。諡号(しごう)は忠翼。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む