日本歴史地名大系 「金性寺」の解説 金性寺きんしようじ 熊本県:天草郡松島町内野河内村金性寺[現在地名]松島町内野河内内野河内(うちのかわち)の西端、字井手の川(いでのかわ)の小丘上にある。陶汰山と号し曹洞宗。本尊釈迦三尊。承応二年(一六五三)東向(とうこう)寺(現本渡市)末として創建された。開基鈴木正三、開山中華珪法。寺領三石(島鏡)。 金性寺きんしようじ 愛媛県:東予市北条村金性寺[現在地名]東予市北条 福王院国鉄予讃本線の東側、壬生川(にゆうがわ)駅南東二キロの水田地帯の中にある。仏法山と号し、高野山真言宗。本尊は薬師如来二体。その一体は高さ一三九・二センチ、檜の寄木造の坐像で、一一世紀末頃の作とされ、県指定有形文化財。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報