金輪宝(読み)こんりんほう

精選版 日本国語大辞典 「金輪宝」の意味・読み・例文・類語

こんりん‐ほう【金輪宝】

  1. 〘 名詞 〙 仏語転輪聖王のもつ七宝一つ。転輪聖王出現の時、他の六宝とともに王の前に現われ、王が衆生教化するのを助けるという。また、転輪聖王の一つの、金輪王がもつ金の輪宝をいう。金輪
    1. [初出の実例]「先づ天より金輪宝飛び降りて、王の前に現在す」(出典:神皇正統記(1339‐43)上)
    2. [その他の文献]〔菩薩本生鬘論‐四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android