精選版 日本国語大辞典 「金輪宝」の意味・読み・例文・類語 こんりん‐ほう【金輪宝】 〘 名詞 〙 仏語。転輪聖王のもつ七宝の一つ。転輪聖王出現の時、他の六宝とともに王の前に現われ、王が衆生を教化するのを助けるという。また、転輪聖王の一つの、金輪王がもつ金の輪宝をいう。金輪。[初出の実例]「先づ天より金輪宝飛び降りて、王の前に現在す」(出典:神皇正統記(1339‐43)上)[その他の文献]〔菩薩本生鬘論‐四〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例