金通(読み)きんどおし

精選版 日本国語大辞典 「金通」の意味・読み・例文・類語

きん‐どおし‥どほし【金通】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 紋織物で、地の緯(よこいと)全部金糸を使うこと。
    1. [初出の実例]「茶のきんとうしの御召揃ひか何かですましてゐる六金さんをつかまへて」(出典:老年(1914)〈芥川龍之介〉)
  3. きんつうじま(金通縞)
    1. [初出の実例]「万筋、子持筋、巾通(キントホ)し、刷毛目草賊(とくさ)抔の柄よし」(出典風俗画報‐一一六号(1896)流行門)

かな‐とおし‥とほし【金通】

  1. 〘 名詞 〙 針金で底の目を編んだふるい

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む