精選版 日本国語大辞典 「釭」の意味・読み・例文・類語 かも【釭】 〘 名詞 〙① =かりも(釭)〔色葉字類抄(1177‐81)〕② 数珠の玉の穴に通す金属性の円い輪。[初出の実例]「数珠の達磨の穴にもかもをいる。金円也」(出典:名語記(1275)四) かり‐も【釭・轄】 〘 名詞 〙 車にとりつける金具の一つ。軸の摩擦によって、轂(こしき)口が破損しないように、轂の穴を内側からおおうようにした鉄製の筒。かも。[初出の実例]「軸轄 上文地奇也、轄音割、訓可利毛」(出典:新訳華厳経音義私記(794)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例