鈴木良知(読み)すずき りょうち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木良知」の解説

鈴木良知 すずき-りょうち

1761-1817* 江戸時代中期-後期の医師,本草家。
宝暦11年2月2日生まれ。幕府の医官田村藍水(らんすい)・元長(げんちょう)父子にまなぶ。一時,山城(京都府)淀(よど)藩につかえる。寛政3年幕命により元長らとともに伊豆(いず)諸島をめぐり,植物採集。晩年は医を開業した。文化13年11月21日死去。56歳。江戸出身。名は素行通称は文,維正。号は暘谷。著作に「医海蠡測(れいそく)」「神農本経」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android