共同通信ニュース用語解説 「鉄道運賃・料金」の解説
鉄道運賃・料金
1997年に国が上限額を認可する仕組みを導入し、99年の鉄道事業法改正で法制化した。普通、定期運賃や新幹線の特急料金が対象。大半の事業者は上限額をそのまま適用しており、わずかな値上げでも改定の認可手続きが必要となる。上限額は、施設費や人件費など適正なコストに一定の利潤を上乗せして算出する「総括原価方式」で審査する。運送の対価である運賃に対し、新幹線以外の特急料金、グリーン車代、座席指定代金などは国への事前届け出で設定できる。
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