精選版 日本国語大辞典 「鉤裂・鍵裂」の意味・読み・例文・類語
かぎ‐ざき【鉤裂・鍵裂】
〘名〙 衣服などを釘などにひっかけて鉤の形に裂くこと。また、その裂けめ。
※洒落本・新吾左出放題盲牛(1781)折助冷飯「肩に鍵(カギザキ)裾には傷火(やけど)、質に置いても貸しやせまひ」
※波(1928)〈山本有三〉妻「その綺麗なのを鉤(カギ)裂きにしてしまったのだから」
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