はち切れる(読み)ハチキレル

精選版 日本国語大辞典 「はち切れる」の意味・読み・例文・類語

はち‐き・れる【はち切】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 中身がいっぱいになって裂け切れる。満ちてあふれ出る。
    1. [初出の実例]「頭陀袋はち切る日のおもしろさ」(出典:雑俳・露丸評万句合‐宝暦一三(1763))
    2. 「天才、発明、自由、といふ様な観念で充満し、今にもはち切れんばかりになってゐたのである」(出典:近代絵画(1954‐58)〈小林秀雄〉ルノアール)

はち切れるの補助注記

日葡辞書」には「Fachiguire, uru, eta(ハチギルル)」があり、「割れる、ひびがはいる。寒さなどで、ひびが切れる」の意を示している。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む