デジタル大辞泉 「張裂ける」の意味・読み・例文・類語 はり‐さ・ける【張(り)裂ける】 [動カ下一][文]はりさ・く[カ下二]1 中がいっぱいになって裂ける。ふくらみ過ぎて破れる。「のども―・けんばかりの大声」2 悲しみや怒りで胸がいっぱいになり、たえられなくなる。「友の死に心が―・ける」[類語]破れる・破やぶける・裂ける・綻ほころびる・切れる・擦り切れる・千切ちぎれる・破裂する・パンクする・裂く・破る・破く・引き裂く・切り裂く・はち切れる・鉤裂き・分かれる・割れる・離れる・外れる・分離・離脱・分裂・分解・解体・独立・外す・分ける・分割・四分五裂・遊離・隔たる・遠ざかる・遠のく・離隔・隔絶・乖離かいり・切り離す・断ち切る・折る・へし折る・手た折る・折れる・畳む・折り畳む・折り重ねる・折れ曲がる・折り曲げる・曲がる・折損・屈折・曲折・屈曲・真っ二つ・ばらす・ぽっきり・ぽきり・ぼきぼき・ぽきぽき・ぼきり・ぽきん・ぼきん・ばきばき・ぱきぱき・めりめり・みりみり・ばりばり 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「張裂ける」の意味・読み・例文・類語 はり‐さ・ける【張裂】 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]はりさ・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙① 張りふくれて裂ける。ふくらみ過ぎて破れる。[初出の実例]「小さき口の張り裂くる許りに、ほーう、ほけきょーう」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉四)② 悲しみ、憤り、苦痛などで胸が裂けるようである。[初出の実例]「もふ今頃は我夫(つま)が、お腹めしたであらふかと、思へば胸も張(ハリ)さける」(出典:浄瑠璃・源平布引滝(1749)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by