精選版 日本国語大辞典「銀糸」の解説
ぎん‐し【銀糸】
〘名〙
① 銀色の糸。薄紙に銀箔(ぎんぱく)をおして細く切ったものや縒(よ)り合わせたもの、また、銀の切箔を絹糸、ガス糸、レーヨン糸などに巻きつけたものなど。帯地、打敷地、袈裟地などに用いられる。また、白髪など、それに似た形状を持つもののたとえにもいう。
② 索麺(そうめん)をいう女房詞。〔日葡辞書(1603‐04)〕
③ 「ぎんしさい(銀糸菜)」の略。
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