銭売(読み)ぜにうり

精選版 日本国語大辞典 「銭売」の意味・読み・例文・類語

ぜに‐うり【銭売】

  1. 〘 名詞 〙 江戸路傍での辻商い、または市中を呼び歩き、小銭を金銀貨に両替して手数料稼ぎをした小商人銭屋銭買
    1. [初出の実例]「去去年の十二月廿三日に銭売(ゼニウリ)御門は入しが、其後出ざれば」(出典浮世草子武家義理物語(1688)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android