百科事典マイペディア 「錐体路障害」の意味・わかりやすい解説 錐体路障害【すいたいろしょうがい】 錐体路の病変による各種障害。一般に,冒された部位と反対側の運動障害,腱(けん)反射の亢進,筋緊張の亢進,皮膚反射の減弱もしくは消失や,バビンスキー反射(足底の外側をひっかくと,親指が足背に屈曲する現象)などの病的反射の出現,手指の巧緻(こうち)運動の障害などがみられる。普通,筋萎縮(いしゅく)は一般に現れない。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by