精選版 日本国語大辞典 「錦帯」の意味・読み・例文・類語 きん‐たい【錦帯】 〘 名詞 〙 錦織(にしきおり)の布でつくったおび。[初出の実例]「仮令花子いかなる村里にさまよひ〈略〉旅客に錦帯(キンタイ)をゆるすとも、心だに清らげならば」(出典:読本・近世怪談霜夜星(1808)一下)「繍衣身に着け、錦帯腰に繞らし」(出典:開化評林(1875)〈岡部啓五郎編〉明治五年)[その他の文献]〔鮑照‐代結客少年場行〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「錦帯」の読み・字形・画数・意味 【錦帯】きんたい 錦の単(ひとえ)の帯。〔礼記、玉藻〕居士(処士)は錦帶し、弟子は縞帶す。びに紐(ちうやく)(結び紐)するに、組を用ひること三寸(幅)、長さ帶に齊(ひと)しうす。字通「錦」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報