鍋島元武(読み)なべしま もとたけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鍋島元武」の解説

鍋島元武 なべしま-もとたけ

1662-1713 江戸時代前期-中期大名
寛文2年4月26日生まれ。鍋島直能(なおよし)の子。延宝7年肥前小城(おぎ)藩(佐賀県)藩主鍋島家3代となる。5代将軍徳川綱吉に信頼され,元禄(げんろく)6年から綱吉の死まで15年余も奥詰役をつとめる。徳川光圀(みつくに)とも親交があった。正徳(しょうとく)3年8月20日死去。52歳。初名は直頼。字(あざな)は金粟。号は黙笑など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android