コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鍵屋五兵衛 かぎや ごへえ

2件 の用語解説(鍵屋五兵衛の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

鍵屋五兵衛 かぎや-ごへえ

?-1760 江戸時代中期の隠し念仏の指導者。
京都の人。鍵屋流隠し念仏の上巾派,渋谷地派,栗原派,片子沢派などの開祖とされる。陸奥(むつ)仙台藩水沢領主伊達主水の家臣の山崎杢左衛門(もくざえもん)らに秘事を相伝。その隠し念仏は東北地方を中心にひろまったという。宝暦10年死去。法名は善休。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

鍵屋五兵衛

没年:宝暦10(1760)
生年:生年不詳
江戸中期のかくし念仏(御内法)の指導者。京都の人。法名は善休。かくし念仏は浄土真宗の流れをくむ念仏信仰の一派で,即身成仏をめざす真言系の秘密念仏の要素もあるとされる。本願寺の「表法」とは別に,蓮如の奥義を伝授された「内法」があり,それが鍵屋に伝えられたとされ,極度の秘密性を重んじてきた。鍵屋第2代の五兵衛が組織の大成者とされる。加入儀礼の「お取り上げ」を受けた,陸中国胆沢郡水沢(岩手県水沢市)の長吉や山崎杢左衛門らによって仙台藩などに広められたが,宝暦4(1754)年に2人が磔刑に処せられるなどの弾圧を受けて地下に潜行した。

(川村邦光)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

鍵屋五兵衛の関連キーワードイマーム即心念仏白隠フューラー也有御内儀隠し念仏革命児口称念仏根本五左衛門

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone