デジタル大辞泉 「鍾乳体」の意味・読み・例文・類語 しょうにゅう‐たい【×鍾乳体】 植物の細胞壁の一部が、炭酸カルシウムなどの沈着によって塊になり、細胞内に突出したもの。クワ・イラクサなどにみられる。房状体。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「鍾乳体」の意味・読み・例文・類語 しょうにゅう‐たい【鍾乳体】 〘 名詞 〙 葉の表皮細胞の膜の一部が、鍾乳石のような形や球状などの固まりとなって細胞内に突き出たもの。多くはその周囲に炭酸カルシウムの結晶を沈着する。クワ科、イラクサ科の葉にみられる。房状体。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鍾乳体」の意味・わかりやすい解説 鍾乳体しょうにゅうたいcystolith 植物体の葉の表皮細胞の一部が細胞内腔に突出して,その周囲に炭酸カルシウムが結晶して沈着したもの。醋酸で処理すると結晶は消え突起の構造がわかる。植物の種によって結晶の形や突起の構造は異なる。インドゴムノキ,イヌビワなどで最も著しくみられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by