長作(読み)ちょうさく

改訂新版 世界大百科事典 「長作」の意味・わかりやすい解説

長作 (ちょうさく)

歌舞伎舞踊富本節本名題道行念玉蔓(みちゆきおもいのたまかずら)》。1805年(文化2)江戸中村座で3世坂東三津五郎,5世岩井半四郎らにより初演。作詞初世桜田治助,作曲名見崎喜惣治(初世名見崎徳治),振付初世藤間勘十郎義太夫の《新薄雪物語》を増補改作した《練供養妹背縁日》の道行で,薗部左衛門を慕って死んだお美津の霊が村娘およしに乗り移って,左衛門と薄雪姫との道行をじゃまする。長作は,2人を捕らえようとする船頭の名。
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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「長作」の解説

長作
(通称)
ちょうさく

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
道行念玉蔓
初演
文化2.4(江戸・中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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