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名見崎徳治 なみざきとくじ

世界大百科事典 第2版の解説

なみざきとくじ【名見崎徳治】

富本節の三味線方,作曲家。7世まであるが初世,3世,7世が有名。(1)初世(?‐1810(文化7)) 前名西川徳治。1772年(安永1)から富本豊志太夫(2世富本豊前太夫)の立三味線。94年(寛政6)まで活躍。作曲作品と推定されるのは《相撲》《鴛鴦(おしどり)》《鞍馬獅子》《其俤浅間嶽(そのおもかげあさまがだけ)》《虫売》《身替りお俊》など。富本節の完成に功績があった。(2)2世 初世の子。生没年不詳。

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世界大百科事典内の名見崎徳治の言及

【長作】より

…1805年(文化2)江戸中村座で3世坂東三津五郎,5世岩井半四郎らにより初演。作詞初世桜田治助,作曲名見崎喜惣治(初世名見崎徳治),振付初世藤間勘十郎。義太夫の《新薄雪物語》を増補改作した《練供養妹背縁日》の道行で,薗部左衛門を慕って死んだお美津の霊が村娘およしに乗り移って,左衛門と薄雪姫との道行をじゃまする。…

【身替りお俊】より

…作詞初世桜田治助。作曲名見崎徳治(得寿斎)。1783年(天明3)江戸中村座正月狂言《江戸花三升曾我(えどのはなみますそが)》の3月から出た二番目浄瑠璃。…

【三つ面子守】より

…1829年(文政12)9月,江戸河原崎座初演。作詞津打治兵衛,作曲名見崎徳治。振付4世西川扇蔵。…

※「名見崎徳治」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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