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長尾重喬 ながお しげたか

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

長尾重喬 ながお-しげたか

1816-1879 江戸後期-明治時代の農事改良家。
文化13年生まれ。長尾家の養子となり,代々の治右衛門の名をつぎ,尾張(おわり)(愛知県)海西郡大宝(おおたから)・重宝(ちょうほう)新田の庄屋をつとめた。安政6年稲作技術や井戸掘り技術などを内容とする農書「農稼録」をあらわす。明治12年死去。64歳。著作に「暴風浪海潮備要談」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

長尾重喬

没年:明治12(1879)
生年:文化13(1816)
農事改良家。尾張国(愛知県)知多郡緒川村に生まれ,海西郡大宝新田の地主長尾重教の養子となり治右衛門を襲名。浜方年寄役,大宝・重宝新田の庄屋を務めたが,天保14(1843)年「勝手不如意」として退役し農事に励み,明治初年には140ha余を経営した。その間の安政6(1859)年に,稲作の技術や経営の在り方などに関する『農稼録』『農稼附録』を,万延1(1860)年には同年の高波被害や水害についての『暴風浪海潮備要談』『水災後農稼追録』を著した。『農稼録』は近世農書の総括的水準にあるとされる。『農稼附録』には植村茂岳との交渉など,国学の知識も盛られている。<参考文献>岡光夫「『農稼録』他現代語訳・解題」,西田躬穂「『農稼附録』現代語訳・解題」(『日本農書全集』23巻)

(松田之利)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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