長岡仏壇(読み)ながおかぶつだん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「長岡仏壇」の解説

長岡仏壇[仏壇・仏具]
ながおかぶつだん

北陸甲信越地方、新潟県の地域ブランド。
長岡市小千谷市十日町市で製作されている。17世紀頃、寺院社殿などを建てるために全国各地から集まった職人たちが、冬季内職として、仏壇製造を手がけたことが始まりという。明治から昭和にかけて産地としての基礎を確立した。高度な彫刻技術と欅戸板の呂色仕上げなどが特徴。1980(昭和55)年10月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「長岡仏壇」の解説

長岡仏壇

新潟県長岡市を中心に生産される仏壇。17世紀頃、寺院建築のため全国から集められた宮大工たちの内職として製造が始まり、地場産業化したとされる。三ツ屋根作りの宮殿が特徴。国指定伝統的工芸品。

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