長承(読み)チョウショウ

デジタル大辞泉 「長承」の意味・読み・例文・類語

ちょうしょう〔チヤウシヨウ〕【長承】

《「ちょうじょう」とも》平安後期、崇徳天皇の時の年号。1132年8月11日~1135年4月27日。

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精選版 日本国語大辞典 「長承」の意味・読み・例文・類語

ちょうしょうチャウショウ【長承】

  1. 平安時代、崇徳(すとく)天皇の代の年号。天承二年(一一三二)八月一一日に疾疫災異などにより改元、長承四年(一一三五)四月二七日に保延元年となる。関白藤原忠通。出典は「史記」の「長承聖治、群臣嘉徳」による。

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日本の元号がわかる事典 「長承」の解説

ちょうしょう【長承】

日本の元号(年号)。平安時代の1132年から1135年まで、崇徳(すとく)天皇の代の元号。前元号は天承(てんしょう)。次元号は保延(ほうえん)。1132年(天承2)8月11日改元。疾疫、怪異を理由に行われた(災異改元)。『史記(しき)』を出典とする命名。長承年間は、崇徳天皇の父の鳥羽(とば)上皇による院政が行われていた。鳥羽上皇は、1129年(大治(たいじ)4)の白河(しらかわ)法皇の崩御後に院政を引き継ぎ、朝廷実権を握った。

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