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長等山 ナガラヤマ

デジタル大辞泉の解説

ながら‐やま【長等山】

滋賀県大津市の三井寺の後ろの山。[歌枕]
「世の中をいとひがてらに来しかども憂き身ながらの山にぞありける」〈後撰・雑三〉

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大辞林 第三版の解説

ながらやま【長等山】

滋賀県大津市の三井寺の背後の山。ながらのやま。⦅歌枕⦆ 「世中よのなかを厭ひがてらに来しかども憂き身ながらの山にぞ有ける/後撰 雑三

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

長等山
ながらやま

滋賀県大津市中西部にある山。長柄山、長良山とも書き、志賀山(しがやま)ともいう。標高354メートル。三井(みい)寺(園城(おんじょう)寺)の背後にあり、西は京都の如意(にょい)ヶ岳に続く。古くから景勝地として知られ、多くの歌に詠まれた。なかでも、平忠度(ただのり)が都落ちする際に詠じた「さざなみや志賀の都は荒れにしをむかしながらの山桜かな」(千載(せんざい)集)や、大中臣能宣(おおなかとみのよしのぶ)の「さざなみの長柄の山の長らへて楽しかるべき君が御代(みよ)かな」(拾遺(しゅうい)集)は有名。東麓(とうろく)の長等公園は桜の名所として知られる。[高橋誠一]

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世界大百科事典内の長等山の言及

【園城寺】より

…滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山。山号は長等山。俗に三井寺といい,山門(延暦寺)に対して寺門ともいう。…

※「長等山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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