デジタル大辞泉
「長講」の意味・読み・例文・類語
ちょう‐こう【長講】
1 (チャウカウ) 講演・講釈などを、普通より長い時間にわたってすること。また、その話。「三時間に及ぶ長講」「長講一席」
2 (チャウコウ) 《「ちょうごう」「ぢょうごう」とも》長い期間、不断に法華経などを講説すること。また、その法会。長講会。
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ちょう‐こう【長講】
- 〘 名詞 〙
- [ 一 ] ( チャウコウ )
- ① ( 「ちょうごう」「ぢょうごう」とも ) 仏語。長期にわたって、不断に法華経などを講説すること。また、その法会。長講会。〔伝教大師消息(824‐831頃)〕
- ② 長講会の役にあたる僧をいうか。
- [初出の実例]「さりながら寺務する程のものの長講に入て少生をあはれまぬものやはあるべき」(出典:春日権現験記絵詞(1309)一四)
- [ 二 ] ( チャウカウ ) 講演、講談などで普通よりも長時間にわたって語ること。また、長い談話。
- [初出の実例]「『長講(チャウカウ)一席、御苦労様』根本は、さう云って細君を冷かしたが」(出典:大道無門(1926)〈里見弴〉影法師)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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