長谷川幸延(読み)ハセガワ コウエン

20世紀日本人名事典 「長谷川幸延」の解説

長谷川 幸延
ハセガワ コウエン

昭和期の小説家,劇作家,演出家 日本演劇協会評議員;日本放送作家協会評議員。



生年
明治37(1904)年2月11日

没年
昭和52(1977)年6月27日

出生地
大阪市曽根崎

主な受賞名〔年〕
新潮社文芸賞(第5回)〔昭和17年〕「冠婚葬祭」,大阪芸術賞〔昭和41年〕

経歴
幼小より演劇に親しみ、大正12年戯曲「路は遙けし」により、劇作家、演出家として出発。14年大阪放送開局と共に嘱託となり、ラジオ・ドラマを執筆。昭和14年に上京長谷川伸門下となり、16年「冠婚葬祭」(第5回新潮賞)で小説家としての地歩も固める。代表作に「寄席行燈」「桂春団治」、劇作「殺陣師段平」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川幸延」の解説

長谷川幸延 はせがわ-こうえん

1904-1977 昭和時代の小説家,劇作家。
明治37年2月11日生まれ。大正12年「路(みち)は遥(はる)けし」が大阪中座で新派によって上演され,演劇界にはいる。昭和14年上京し,長谷川伸に師事。17年小説「冠婚葬祭」で新潮社文芸賞。昭和52年6月27日死去。73歳。大阪出身。代表作に小説「寄席行灯(よせあんどん)」「桂春団治」,脚本「殺陣師段平(たてしだんぺい)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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