長谷川義起(読み)ハセガワ ヨシオキ

20世紀日本人名事典 「長谷川義起」の解説

長谷川 義起
ハセガワ ヨシオキ

大正・昭和期の彫刻家



生年
明治25(1892)年3月3日

没年
昭和49(1974)年2月20日

出生地
富山県

本名
長谷川 勝之

学歴〔年〕
東京美術学校彫刻科本科〔大正4年〕卒

主な受賞名〔年〕
紺綬褒章〔昭和49年〕

経歴
大正9年第2回帝展で「霊光」初入選。昭和5年第12回帝展で「円盤」が推薦となり、以後無鑑査。戦後日展審員、評議員、日本彫塑クラブ理事、日本陶彫会委員長、北陽美術会理事を歴任作品には大正11年帝国教育塔の懸賞浮彫に1等入選の「明暗」や「四ツ(梅ケ谷、常陸山)」「両構」(力士)「大鵬像」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川義起」の解説

長谷川義起 はせがわ-よしおき

1891-1974 大正-昭和時代の彫刻家。
明治24年3月3日生まれ。大正9年帝展に「霊光」が初入選。昭和7年から帝展無鑑査。相撲をテーマにした作品を得意とした。戦後は日展審査員などをつとめた。昭和49年2月20日死去。82歳。富山県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は勝之。作品に「横綱両構」「大鵬(たいほう)像」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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