開かれた社会(読み)ひらかれたしゃかい(その他表記)open society

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「開かれた社会」の意味・わかりやすい解説

開かれた社会
ひらかれたしゃかい
open society

C.R.ポッパーが『開かれた社会とその敵』で用いた言葉。 H.ベルグソンが『道徳と宗教の二源泉』において用いた閉じた社会に対する開いた社会の概念を修正したもの。ベルグソンは理念的であったのに対し,ポッパーは現実に即して論じている。「自由社会」と同義語で使われることも多いが,厳密にはすべてが批判に対して開かれている社会をさす。すなわち,何らかの立場のドグマ化を許さず,批判的議論によって知識と社会の発展が非暴力的な改善によってなしとげられる社会である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 道徳 宗教

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む