精選版 日本国語大辞典 「開炉」の意味・読み・例文・類語
かい‐ろ【開炉】
〘名〙
① 冬期の暖をとるために、室内で炉を使い始めること。京都などでは、陰暦の一〇月一日または同月中の亥の日に行なうのを古くからの風習としたが、地方によって時期を異にする。また、茶家では特に客を招いて茶会を開く。炉開き。⇔閉炉。
※永平道元禅師清規(13C中)知事清規「開炉。閉炉。臘八。二月半」
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