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間擦疹 カンサツシン

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デジタル大辞泉の解説

かんさつ‐しん【間擦×疹】

発汗と摩擦によって生じる湿疹。夏季に乳児や肥満者の頸部・股間などにみられる。間擦性湿疹。湿爛(しつらん)。

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監修:松村明
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大辞林 第三版の解説

かんさつしん【間擦疹】

わきの下や股間部・前頸部などの皮膚がこすれあうところにできる湿疹。乳児や肥満体の人にみられる。間擦性湿疹。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

間擦疹
かんさつしん

間擦性湿疹ともいい、おもに乳幼児や肥満者にみられ、糖尿病患者にも生ずる。乳幼児では頸部(けいぶ)をはじめ、肘(ひじ)のくぼみ(肘窩(ちゅうか)部)や膝(ひざ)のくぼみ(膝窩(しっか)部)あるいは陰股(いんこ)部に好発し、肥満者とくに女性ではこれらのほかに垂れ下がった乳房の下面、糖尿病者ではとくに陰股部の皮膚が擦れ合う部分に発汗、摩擦が加わって生じやすくなる。最初に紅斑(こうはん)や丘疹(きゅうしん)がみられ、のちにこれらが融合して一面が赤くなり、表面が軽度に湿潤する。俗にいう「股(また)ずれ」も股にできた間擦性湿疹のことである。皮膚の擦れ合うところでは、汗そのものによる刺激や、汗による皮膚のバリアー機能の低下が生じる。さらに汗が分解して皮膚表面の酸性外套膜(がいとうまく)が中和され、細菌が二次的に増殖して、その菌体または産生物が刺激的に作用し、湿疹が生ずると考えられている。抗生剤含有ステロイド軟膏(なんこう)を塗布する。[伊崎正勝・伊崎誠一]

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