闕腋の袍(読み)ケッテキノホウ

デジタル大辞泉 「闕腋の袍」の意味・読み・例文・類語

けってき‐の‐ほう〔ケツエキ‐ハウ〕【××腋の×袍】

両わきの袖付けの下を縫い合わせないで開け広げたままのらんがなく、動きやすくしたもの。武官幼年束帯に用いた。縫腋ほうえきの袍に対していう。わきあけ。あお闕腋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「闕腋の袍」の意味・読み・例文・類語

けってき【闕腋】 の 袍(ほう)

武官および幼童が束帯の際に着ける袍。襴(らん)がなく、両腋の下をほころばせたもの。わきあけ。襖(あお)。けってき。
西宮記(969頃)一九「三府出居将佐等、着闕腋袍、靴等、余皆如例」

けつえき【闕腋】 の 袍(ほう)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「闕腋の袍」の意味・わかりやすい解説

闕腋の袍
けってきのほう

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android