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防火加工 ぼうかかこうfire proofing

世界大百科事典 第2版の解説

ぼうかかこう【防火加工 fire proofing】

易燃性,可燃性の繊維を燃えにくくするための加工をいい,難燃加工,防炎加工ともいう。化学繊維の場合は,難燃剤を混合紡糸することにより難燃化することが多い。一般に,塩素,臭素,リン,ホウ素などは難燃性の元素として知られ,これらを含む物質は,大なり小なり難燃化に寄与する。セルロース系繊維の防火加工は最も広く研究されており,リン酸塩やホウ酸などを含浸しただけで難燃性が得られるが,洗濯により効果が失われる。セルロースと反応して結合する永久難燃加工剤としては,N‐メチロールジメチルホスホノプロピオンアミド(ピロバテックスCP)や,テトラキス(ヒドロキシメチル)ホスホニウム塩(THPCおよびTHPOH)が代表的である。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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