阿世(読み)アセイ

デジタル大辞泉 「阿世」の意味・読み・例文・類語

あ‐せい【×阿世】

世間の人におもねること。世俗にこびへつらうこと。→曲学阿世
売文―以て当世寵児たるを争う鄙心ひしんを」〈魯庵・「破垣」発売停止に就き当路者及江湖に告ぐ

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精選版 日本国語大辞典 「阿世」の意味・読み・例文・類語

あ‐せい【阿世】

  1. 〘 名詞 〙 世俗にこびへつらうこと。世間の人におもねること。→曲学阿世(きょくがくあせい)
    1. [初出の実例]「売文阿世(アセイ)以て当世の寵児たるを争ふ鄙心を蔵せざるは」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵〉付録)
    2. [その他の文献]〔史記‐儒林伝〕

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普及版 字通 「阿世」の読み・字形・画数・意味

【阿世】あせい

世におもねる。

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