デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿蘇惟武」の解説 阿蘇惟武 あそ-これたけ ?-1377 南北朝時代の武将。阿蘇惟澄(これずみ)の次男。父とともに南朝方に属し,貞治(じょうじ)3=正平(しょうへい)19年征西将軍懐良(かねよし)親王より父の遺領の相続をみとめられた。翌年肥後(熊本県)阿蘇大宮司(だいぐうじ)となり,北朝方の大宮司である兄惟村(これむら)と対立。のち北朝方の今川仲秋と肥前千布(ちふ),蜷打(になうち)(佐賀県)でたたかい,永和3=天授3年8月討ち死にした。通称は八郎次郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例