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阿那律 あなりつAniruddha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

阿那律
あなりつ
Aniruddha

インドの僧。釈尊十大弟子の一人。釈尊の従弟。釈尊の説法中居眠りしたのを恥じ,不眠の誓いを立て,失明するにいたったという。

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大辞林 第三版の解説

あなりつ【阿那律】

Aniruddha〕 釈迦十大弟子の一人。釈迦の従弟で、天眼第一といわれた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

阿那律
あなりつ

仏陀(ぶっだ)(釈迦(しゃか))の十大弟子の一人。パーリ語アヌルッダAnuruddhaの音写で、正しくは阿那律陀(あなりつだ)と写す。如意と訳す。また阿尼盧陀(あにるだ)という音写もあり、その原語はアニルッダAniruddhaと推定される。そのときは無滅と訳す。生没年不詳。シャカ人の王甘露飯(かんろぼん)Amritodanaの子で、マハーナーマMahnmaの兄弟。阿那律は、仏陀が説法していたとき居眠りをし、なんのために出家したのかと叱(しか)られて、以後仏陀の前では決して眠るまいと誓いをたて、ついに失明してしまったが、そのために天眼(てんげん)(見通す能力)を得たというエピソードが伝えられており、「天眼第一」といわれる。第1回結集(けつじゅう)においては『増一阿含(ぞういちあごん)』の集成に貢献した。[高橋 壯]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の阿那律の言及

【十大弟子】より

…辺地では5人の師しかいなくても授戒する許可を仏から得た。(7)阿那律(あなりつ) サンスクリット語でアニルッダAniruddha。天眼第一。…

※「阿那律」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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