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十大弟子 じゅうだいでし

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

十大弟子
じゅうだいでし

釈尊の弟子中最もすぐれていたとされる 10人。舎利弗 Śāriputra,目 犍連 Maudgalyāyana,摩訶迦葉 Mahākāśyapa,阿那律 Aniruddha,須菩提 Subhūti,富楼那 Pūrṇamaitrāyanīputra,迦旃延 Kātyāyana,優波離 Upāli,羅ご羅 Rāhula,阿難陀 Ānanda

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デジタル大辞泉の解説

じゅう‐だいでし〔ジフ‐〕【十大弟子】

釈迦(しゃか)の10人の高弟。智慧第一の舎利弗(しゃりほつ)、神通(じんつう)第一の目犍連(もくけんれん)、頭陀(ずだ)第一の摩訶迦葉(まかかしょう)、天眼第一の阿那律(あなりつ)、解空(げくう)第一の須菩提(しゅぼだい)、説法第一の富楼那(ふるな)、論義第一の迦旃延(かせんねん)、持律第一の優婆離(うばり)、密行第一の羅睺羅(らごら)、多聞(たもん)第一の阿難陀(あなんだ)

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百科事典マイペディアの解説

十大弟子【じゅうだいでし】

釈迦(しゃか)の弟子の中でことにすぐれた10人の総称。それぞれ仏教の修行徳目の一つにすぐれるとされる。舎利弗(しゃりほつ)(智慧第一),目【けん】連(もっけんれん)(神通第一),摩訶迦葉(まかかしょう)(頭陀(ずだ)第一),阿那律(あなりつ)(天眼第一),須菩提(しゅぼだい)(解空第一),富楼那(ふるな)(説法第一),迦旃延(かせんねん)(論議第一),優婆離(うばり)(持律第一),羅【ご】羅(らごら)(密行第一),阿難陀(あなんだ)(多聞第一)。
→関連項目阿難乾漆

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅうだいでし【十大弟子】

釈迦の10人の主要な弟子のこと。(1)舎利弗(しやりほつ) パーリ語サーリプッタSāriputta。舎利子とも書かれる(puttaの音訳が弗,意訳が子)。智慧第一と称せられる。《般若心経》では仏の説法の相手として登場。(2)摩訶目犍連(まかもつけんれん) パーリ語でマハーモッガラーナMahāmoggallāna。一般に目連と書かれる。神通第一。はじめ舎利弗とともに懐疑論者サンジャヤ・ベーラッティプッタの弟子であったが,舎利弗とともに仏弟子となる。

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大辞林 第三版の解説

じゅうだいでし【十大弟子】

〘仏〙 釈迦の弟子のうち代表的な一〇人の総称。一般には智慧第一の舎利弗しやりほつ、神通第一の目犍連もつけんれん、頭陀第一の摩訶迦葉まかかしよう(迦葉・大迦葉ともいう)、天眼第一の阿那律、解空第一の須菩提すぼだい、説法第一の富楼那ふるな、論義第一の摩訶迦旃延まかかせんねん(迦旃延、大迦旃延ともいう)、持律第一の優婆離うばり、密行第一の羅睺羅らごら、多聞第一の阿難陀あなんだ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

十大弟子
じゅうだいでし

釈迦(しゃか)の弟子のなかで代表とされる10人のこと。最初期には特定の弟子はいなかったが、大乗経典では十大弟子の呼称が固定した。一般的には次の10人をいう。(1)舎利弗(しゃりほつ)(智慧(ちえ)第一)、(2)目(もくけんれん)(神通力(じんずうりき)第一)、(3)摩訶迦葉(まかかしょう)(頭陀(ずだ)―苦行による清貧の実践―第一)、(4)須菩提(しゅぼだい)(解空(げくう)―すべて空であると理解する―第一)、(5)富楼那(ふるな)(説法第一)、(6)迦旃延(かせんねん)(論議第一)、(7)阿那律(あなりつ)(天眼(てんげん)―超自然的眼力―第一)、(8)優婆(波)離(うばり)(持律(じりつ)―戒律の実践―第一)、(9)羅(らごら)(密行―戒の微細なものまで守ること―第一)、(10)阿難(あなん)(多聞(たもん)―釈迦の教えをもっとも多く聞き記憶すること―第一)。具体的な十大弟子信仰は中国に始まったようで奈良興福寺の彫刻はとくに有名。[石上善應]

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世界大百科事典内の十大弟子の言及

【仏教美術】より

…それゆえ仏教では,祖々仏々として法の伝授は特に重視された。釈迦―十大弟子―各宗の祖師―弟子への系譜を,禅宗や密教で血脈(けちみやく)と称するゆえんもここにある。この系列の美術に羅漢像や祖師像などの肖像や,僧侶自身の墨跡がある。…

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