20世紀日本人名事典 「阿部なを」の解説 阿部 なをアベ ナオ 昭和・平成期の料理研究家,人形作家 みちのく料理・北畔経営。 生年明治44(1911)年10月1日 没年平成8(1996)年9月27日 出生地青森県青森市 本名阿部 チヨ(アベ チヨ) 学歴〔年〕青森高女卒 経歴26歳の時から人間国宝・堀柳女に師事し、人形作家として活躍。昭和34年上野松坂屋に山菜料理の店を持ち、上野駅前にみちのく料理店“北畔”(ほくはん)を開店。おかみとして店に立つ傍ら、NHK「きょうの料理」や雑誌で全国的人気を集めた。著書に「おばあちゃんの台所修業」「小針の心意気」などがある。私生活では23歳の時に太宰治の親友で反戦画家といわれた阿部合成と結婚、1男2女をもうけた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿部なを」の解説 阿部なを あべ-なを 1911-1996 昭和-平成時代の料理研究家。明治44年10月1日生まれ。堀柳女に師事し人形作家として活躍後,昭和34年東京上野にみちのく料理店「北畔(ほくはん)」を開店。テレビや雑誌で料理を指導,人気を博した。平成8年9月27日死去。84歳。青森県出身。青森高女卒。本名はチヨ。著作に「おばあちゃんの台所修業」「小鉢の心意気」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by