阿部源左衛門(読み)あべ げんざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿部源左衛門」の解説

阿部源左衛門 あべ-げんざえもん

1810-1874 江戸後期-明治時代の公共事業家。
文化7年生まれ。陸奥(むつ)桃生郡(ものうぐん)(宮城県)大須浜の人。21歳のとき神和丸,通元丸を建造,江戸と松前との海産物交易で財をきずく。天保(てんぽう)年間の数度の凶作私財を投じて窮民をすくい,また荒れ地を開拓した。明治7年死去。65歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android