阿野時元 あの-ときもと
?-1219 鎌倉時代の武将。
源義朝の孫。阿野全成(ぜんじょう)の子。母は阿波局(あわのつぼね)。将軍源実朝が暗殺された直後の建保(けんぽ)7年,宣旨をうけて関東を支配することをくわだてる。兵を駿河(するが)(静岡県)にあつめたが,北条政子が執権北条義時(よしとき)に命じて派遣した御家人金窪行親(かなくぼ-ゆきちか)らに攻められ,同年2月22日敗れて自殺した。通称は阿野冠者(あののかじゃ)。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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