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降誕教会(読み)コウタンキョウカイ

世界大百科事典 第2版の解説

こうたんきょうかい【降誕教会 Church of the Nativity】

330年ころコンスタンティヌス大帝とその母ヘレナによってベツレヘムに建てられた世界最古の王立教会の一つ。現在の建物は6世紀中ごろにユスティニアヌス帝によって再建されたもの。その祭壇の真下にイエスが生まれたと信じられている飼葉桶の聖洞窟が保存されている。イエスが洞窟で誕生したことはもともと新約外典の《ヤコブ原福音書》(150年ころ)に記されており,ユスティノスオリゲネスの著作にも引用されている。第1回十字軍がラテン帝国を創設したとき,ボードゥアン1世(在位1100‐18)がこの教会で即位した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の降誕教会の言及

【ベツレヘム】より

…キリスト教の伝承によれば,イエスの父はダビデ家の子孫であり,イエスはベツレヘムで生まれた。4世紀にコンスタンティヌス大帝が降誕教会を建設,ヒエロニムスのラテン語訳聖書(《ウルガタ》)は,この教会の地下の一室で生まれた。【池田 裕】 イスラム時代にも,ベツレヘムの聖地としての性格は失われなかった。…

※「降誕教会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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