ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オールダム」の意味・わかりやすい解説
オールダム
Oldham, Joseph Houldworth
[没]1947
イギリス国教会の牧師,神学者。エディンバラとスコットランドで学んだのち,イギリスの学生キリスト教運動の最初の主事となる。 YMCAの主事としてインドのラホールに滞在し (1897~1900) ,その後聖職者となる。 J.R.モットとともにエディンバラ世界宣教会議を主催して主事をつとめ,雑誌"International Review of Missions"を刊行。 1931~38年まで,アフリカの言語と文化のための国際機関の指導者となり,34~38年には世界教会運動の研究部門の議長をつとめる。オックスフォード会議にも指導的役割を果し,世界教会協議会の憲法起草の主役となる。主著"Church,Community and State" (35) ,"The Church as an Ecumenical Society" (37) ,"New Hope in Africa" (55) 。
オールダム
Oldham
オールダム
Oldham, John
[没]1636.7.
アメリカ植民地時代初期のイギリス人植民者。毛皮交易商人。彼のコネティカット川探検報告は,コネティカットへの移民を導いた。インディアンに殺され,それがピクォート戦争の一因となった。
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