院の庁の下文(読み)いんのちょうのくだしぶみ

精選版 日本国語大辞典 「院の庁の下文」の意味・読み・例文・類語

いん【院】 の 庁(ちょう)の下文(くだしぶみ)

  1. 院の庁が発行する文書。「院庁下」と書き出し、末尾年月日の後に別当判官代主典代は必ず、その他の院司も多数連署するのが様式上の特徴院宣(いんぜん)は院司一人が奉ずるものであって簡便であり内容も多岐にわたるが、下文は文書様式が重く、内容は院の御領、院の御願寺などに関するものが多い。
    1. [初出の実例]「今日故太政大臣後家、以九条堂寄院御願寺、仍被院庁下文云々」(出典中右記‐康和五年(1103)三月一一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む