陳ねる(読み)ヒネル

精選版 日本国語大辞典 「陳ねる」の意味・読み・例文・類語

ひ・ねる【陳】

  1. 〘 自動詞 ナ行下一段活用 〙
  2. 年を経る。古くさくなる。ふける。
    1. [初出の実例]「洒落をまうけの顔ひねて足らぬ心の花之丞」(出典:浄瑠璃・心中万年草(1710)上)
    2. 「ひねて後ためんとすれば、枝おれ枯しぼむがごとし」(出典:浮世草子・世間子息気質(1715)一)
  3. おとなびる。ませる。
    1. [初出の実例]「爰(ここ)にも恋の中立はかはらぬ物と詩を吟じ、年よりひねし御心」(出典浄瑠璃・国性爺合戦(1715)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む