デジタル大辞泉 「陳ねる」の意味・読み・例文・類語 ひ・ねる【▽陳ねる】 [動ナ下一]1 日がたって古くなる。「―・ねた大根」2 大人びてかわいらしさがなくなる。ませる。「―・ねた子供」[類語]大人びる・ませる・分別くさい・大人っぽい・早熟 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「陳ねる」の意味・読み・例文・類語 ひ・ねる【陳】 〘 自動詞 ナ行下一段活用 〙① 年を経る。古くさくなる。ふける。[初出の実例]「洒落をまうけの顔ひねて足らぬ心の花之丞」(出典:浄瑠璃・心中万年草(1710)上)「ひねて後ためんとすれば、枝おれ枯しぼむがごとし」(出典:浮世草子・世間子息気質(1715)一)② おとなびる。ませる。[初出の実例]「爰(ここ)にも恋の中立はかはらぬ物と詩を吟じ、年よりひねし御心」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例