ませる(読み)マセル

デジタル大辞泉 「ませる」の意味・読み・例文・類語

ま・せる

[動サ下一][文]ま・す[サ下二]年齢の割におとなびる。「子供のくせに―・せた口をきく」
[類語]大人びるひねる分別くさい大人っぽい早熟

マセル(Maseru)

アフリカ南部、レソト王国首都。同国西部の標高約1600メートルの高原にあり、カレドン川に沿う。南アフリカとの国境からわずか2キロメートルに位置し、鉄道幹線道路で結ばれる。1869年、ソト族のモシュシュ1世が都を置き、1966年まで英国保護領バストランドの首都となった。人口11万(1986)。

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精選版 日本国語大辞典 「ませる」の意味・読み・例文・類語

ま・せる

  1. 〘 自動詞 サ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ま・す 〘 自動詞 サ行下二段活用 〙 年齢のわりにおとなびる。ねびる。およすく。
    1. [初出の実例]「山がつの垣ほに囲ふませ垣のませたりきとも見えし君かな」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)四)

マセル

  1. ( Maseru ) アフリカ南部、レソト王国の首都。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ませる」の意味・わかりやすい解説

マセル
Maseru

レソトの首都。同国西部,南アフリカ共和国との国境を形成するカレドン川沿岸,標高約 1500mの高地に位置。 1869年ソト族の首長モシェシュ1世によって建設され,1880年イギリス行政官の銃器保持禁止令に対して起こった「鉄砲戦争」で古い土壁の町並みは破壊されたが,国会官庁,裁判所,銀行など政治,経済の諸機関のほか放送局,観光施設などを整えた都市として再興された。商業中心地で,鉄道により南アフリカ共和国のブルームフォンテーンと結ばれる。空港もある。人口 19万7907(2006)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ませる」の意味・わかりやすい解説

マセル
ませる
Maseru

アフリカ南部、レソトの首都。同国北西部、南アフリカ共和国との国境をなすカレドン川沿岸に位置する。人口37万3000(1999推計)。同国はかつてバストランドと称し、イギリスの保護領であったが、1869年、バストランド副高等弁務官J・H・ボウカーはこの地に本部を置いた。同地が防衛にも通商にも便利であったためである。1966年独立とともに首都となった。町の中心はキングス街で、両側に主要官庁や商店、銀行が並んでいる。レソトに居住するヨーロッパ人の多くはマセルに住む。

[林 晃史]

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百科事典マイペディア 「ませる」の意味・わかりやすい解説

マセル

レソトの首都。同国西部,カレドン川に臨み,南アフリカ共和国との国境からわずか2km,標高1600mの高原にある。商業の中心地。1869年ソト人の王モシュシュ1世が都として創設。英国保護領バストランドの主都。17万8345人(2011)。
→関連項目レソト

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