日本歴史地名大系 「陸上村」の解説
陸上村
くがみむら
当村の拝領高は二六一石余、本免は六ツ八分。前掲「因幡誌」によれば高三八〇石、竈数七〇余。延享三年(一七四六)の竈数は八二(うち東陸上村四二)であった(「在方諸事控」天保四年八月二〇日条)。「因幡志」では家数一三〇で、安政五年(一八五八)の村々生高竈数取調帳では生高四七九石余(田河内分も含む)、竈数一〇四(うち医師一)。明暦三年(一六五七)には番所が置かれていたが、正徳五年(一七一五)以前に廃された(在方御法度・在方御定)。貞享二年(一六八五)まで庄屋は一人であったが、元禄年中(一六八八―一七〇四)には東・西に一人ずつ置かれることとなった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報