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陸羽 りくうLu Yu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

陸羽
りくう
Lu Yu

[生]開元16(728)頃
[没]貞元1(785)/貞元20(804)
中国,唐の茶の研究者,隠逸の文人。別名は疾,字は鴻漸 (こうぜん) ,季疵 (きし) 。号は桑苧翁,東崗子。復州竟陵 (湖北省鍾祥県) の人。生れは不明で捨て子ともいわれる。竟陵の智積禅師のもとで育てられたのち,ちょう渓 (ちょうけい。浙江省) に移り住んで顔真卿の保護を受け,杼山 (ちょざん) 妙喜寺に三癸 (き) 亭を建ててもらった。著書に『茶経』 (3巻) があり茶道の元祖として名高く,茶神として祀られている。

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大辞林 第三版の解説

りくう【陸羽】

?~804) 中国、唐の文人。別名、疾。号、桑苧翁そうちよおう。茶を好み「茶経」を著す。茶祖・茶神として仰がれる。

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世界大百科事典内の陸羽の言及

【チャ(茶)】より

…とくに南朝では,巴東や武昌などの湖北各地,廬江(ろこう)(安徽),晋陵(江蘇常州)といった銘茶の産地も知られ,唐に至ると,南北中国全体にわたり,少なくとも都市では一般庶民に及ぶ普通の飲料となった。唐の中期には,国都長安では茶館が店をはり,陸羽や常伯熊(じようはくゆう)の《茶経》などの書物もあらわれ,それが飲茶の普及を助長もした。ちなみに,茶の商人や茶館では陸羽の陶人形を置き,商売の守神とした。…

【茶経】より

…3巻。唐の陸羽(字は鴻漸,733‐804)の著書で760年ごろの作。経書(けいしよ)の経を書名に冠するように著者の自信作で,茶の起源,製茶法とその道具(巻上),茶器(巻中),茶のたて方と飲み方,茶の歴史,産地など(巻下)を詳細かつ整然と述べる。…

※「陸羽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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